#023 年末と心療内科

心療内科へ行き始めてから10回目の診察の日。12月に入り年末年始が近づいたからだろうか・・・心療内科は激混みだった。駐車場に車を駐めようと見渡しても空いているのは1台分のみ。全部で20台ほどは駐車できる大きさなのだけれど、これほど埋まっているのは初めてだった。

心療内科のガラスの扉を手で開けると立って待っている人も数人いる。もちろん待合室の椅子はほぼ全て埋まっていたけれど、1、2席空いていたので座ることにした。まわりを見回したり、受付の方の声に聞き耳を立ててみると、初めての方も多い様子。立っている待っている人はほとんど付き添いの人たちのようだった。

通院している心療内科は予約制だ。いつもは数人の待ちで10分も待てば順番が回ってくる。でも今日は1時間待ちだった。夏に比べて冬は日照時間が短くなることが影響しているのか、精神的に人が弱る季節なのかなとも思ってみたりした。事実、太陽の出ている時間が短い北欧では精神的な病気になる人が多いとも聞く。

待ち時間はiPhoneを片手にtwitterやinstagramなどを見ながらコメントしたり、店のセール情報を見たりしていた。普段の生活ではなかなかできないことが待ち時間を利用してできるのは楽しかった。1時間はあっという間だった。

今回の診察で消化を良くする薬を朝食後と夕食後の1日2回飲んでいたけれど、今回から朝食後のみの1回となった。先生はもう飲まなくてもいいのでは?と話されたけれど、何となく不安で1日1回にしてもらった形だ。

そして年の瀬。心療内科に行き始めてから11回目の診察の日。今年最後の診察は雪が降っていて、車を駐車場に駐めて、フリースのフードを頭にかぶり、手をポケットに入れて心療内科のドアを開けた。いつもの受付のお兄ちゃんと「今日は寒いですね」と会話をしながら診察券を渡して椅子に座る。

さすがに心療内科も空いていて、待っている人はほとんどいない。すぐに名前を呼ばれて先生のところへ行き、たわいもない会話をかわす。今回の診察で消化を良くする薬は飲まないことになった。自分の気持ち的にも不安なことはほぼない。飲む薬は少ない方がいいことも間違いない。

ちょうど1年前にあたる今頃は大変だった。12月の中旬からパニック症の症状が強く出始め、年の瀬に倒れて救急車で運ばれた。それを思うと、ごく普通にむかえられた年末に感謝している。