#025 自立支援医療受給者証が交付される

ある日、住んでいる自治体から自宅に1通の茶色の封書が届いた。ハサミで封書の縁をザクザクと切ってみると1通の紙が入っている。開いてみると「自立支援医療受給者証交付について」というものだった。内容は、自立支援医療受給者証を交付するため取りに来てくださいというものだ。

受給者証の完成には1ヶ月から2ヶ月ほどかかると話を受けたが、結果的にほぼ2ヶ月かかった。自治体の方は“完成”という言葉を使われたが、紙面を読むと都道府県から認定をされなければ受けられない制度のようだ。申請した全員が受けられるわけではない?ということなのだろうか・・・

紙面が届いた当日は仕事が忙しく受け取りに行けなかったため、翌日の昼間に車を走らせて住んでいる自治体の福祉課へ向かった。自立支援医療の受給者証の交付の手紙が届いたのですが・・・と伝えたところ、すぐに分かってもらえた。名前を伝えると名簿を確認して、棚からA4サイズの厚紙で作られた自立支援医療受給者証を取り出しカウンターの上に置く。名前などの間違いがないかチェックして、名簿に受け取りの捺印をした時のことだった。一緒に住民課まで来ていただけますか?と伝えられた。

対応をしてくれた女性と一緒に住民課へ行き、女性が住民課の方と話をしている。ベンチで少し座っていたら住民課の方に呼ばれ、別の紙面に名前や住所、保険番号などの記入を求められた。ボールペンで必要事項を書き、少し待っていると精神障害者医療費受給者証を手渡された。そして、自立支援制度を申請した時からの領収証を住民課に持ってくることで、保険診療の自己負担分だった1割分を払い戻ししてくれるという。

ここで頭がゴチャゴチャになった。心療内科の先生は1割負担になると言っていたような・・・でも、心療内科の受付の方は払い戻しができるとか・・・自立支援医療を申請している自分が一番制度を理解していない・・・。

とりあえず、領収証を持ってきていなかったため、また後日持ってきますと伝えて住民課を後にした。

自宅に着いてから、インターネットで調べてみると、精神障害者医療費受給者証があることで、保険診療自己負担分を助成してくれるというものだということを知った。0割負担で心療内科を受診でき、処方箋も出してもらえるというもの。無料と言うことだ。ありがたい反面、自分がそこまで病状が良くないというのは、何とも言えない感覚に陥ったりもした。